辰巳「老眼鏡買っちゃった……あれ?」

注意事項

このSSは

劇的クイズドラマ第二弾「DSS」

のネタバレがあります。まだ読んでいない人は先に上のやつを読んじゃってください



辰巳「Qさまがプレッシャースタディから学力王システムに変わってはや数か月」

辰巳「俺は決勝に進出はせど、個人でタイトルを取ることはできてない」

辰巳「そこで敗因を真剣に分析した結果」

辰巳「老眼により問題文や写真をちゃんと見られていないことに気ぃ付いた」

辰巳「よし、老眼鏡を買おう!」

辰巳「そう決意した俺は娘の真理恵と一緒に老眼鏡を買いに行くことにした」

辰巳「おーい真理恵ー」

真理恵「ごめん、友達と約束があるから無理!」

辰巳「……反抗期かな?」

辰巳「改めて、俺は一人で老眼鏡を買いに行くことにした」


Qさま収録当日、スタジオ近くの廊下にて

辰巳「ついに来たぞ学力王の収録日」

辰巳「ドキドキするなぁ。ドキドキしすぎて老眼鏡装備するの忘れたらあかんし」

辰巳「さっそく老眼鏡を装備しておこう」(ポケットがさごそ)

しかし、ポケットから出て来たのはサングラスであった

辰巳「……あれ?」

辰巳「おかしいぞ、気のせいかな?」

辰巳「老眼鏡のレンズに黒い色が入ってるな」

辰巳「こら、どう見てもサングラスや」

辰巳「……あっ、そうか!」

辰巳「もしも画面がが眩しくてよく見えなかった時のために」

辰巳「サングラスも念のために一緒に購入したんやった!」

辰巳「さらに肝心の老眼鏡を楽屋に置いてきてしもたんや。こりゃうっかり」


その頃

菅「ん? 何や辰巳さんがスタジオの前で」

菅「黒いサングラス持って立ってるな」(壁からこっそり)

宇治原「ほんまやな。一体どないしたんやろ?」

菅「宇治原、まさかとは思うんやけどな」

宇治原「うん」

菅「辰巳さん、ドリームストッパーになる気なんちゃうか?」

宇治原「ぶっ!? お前ほんまかそれ!?」(がばっ)

菅「しー! しーっ! 辰巳さんに見つかるやんけ!」

辰巳「あれ、何か声がしたような。誰かいるのか?」(きょろきょろ)

菅「うさうさ!」(兎の鳴きまねのつもり)

辰巳「何だうさぎの鳴き声か」

菅「よし、ごまかせた」

宇治原「今ので!?」


菅「とにかく俺が思うに、辰巳さんはドリームストッパーになろうとしているんや」

菅「それもただのキャラクターちゃう、あの時の、ガチのドリームストッパーや!」

参照:劇的クイズドラマ第二弾「DSS」

宇治原「あの恐ろしいドリームストッパーに!? なんでや?」

菅「そんなん決まっとるやろ。学力王で優勝するためや」

菅「あの薬、俺でもかなり頭良くなったからな」

宇治原「どれぐらい良くなったんや?」

菅「外国人への道案内があっさり終わるレベルや」

宇治原「そらすごいな!」

菅「まぁ、あの人もうすぐ還暦やし」

菅「ここまで来たらもう手段選んでられないんやろうな……」

宇治原「け、けど、あのドリームストッパーになってまう薬」

宇治原「Degenerate Sageは俺が根絶したはずや!」

菅「アホかお前。あの辰巳さんやぞ?」

菅「あの騒ぎの中でDegenerate Sageの資料を持ち出すなり」

菅「データを覚えるなりできたかもしれんやろ」

菅「あとは京大の知り合いの先生に資料を持ち込んだら」

宇治原「Degenerate Sageを作ることができたってわけか!」

菅「その通りや。あの人科学者の知り合い多いからな」

菅「山中教授とも知り合いで、頼めばラボに入れて貰えるぐらいらしいで」

宇治原「そんな……」

菅「つまり今の辰巳さんは」

菅「Degenerate Sageをジブンに投与して」

菅「ドリームストッパーになろうかどうか迷っている瀬戸際ってことや!」

宇治原「瀬戸際ってことはまだ間に合うんやな!?」

宇治原「後輩として止めなあかんやんけ! ちょっと辰巳さん!」

しかし、辰巳の姿はすでになかった

宇治原「あれ? どこ行ったんや?」

菅「俺らがぐだぐだやってる間に楽屋にDegenerate Sage打ちに行ったんちゃうか!?」

宇治原「急いで辰巳さんを止めないと……とりあえず、吉田先生も呼ぼう!」


吉田の楽屋

菅「吉田先生、ドリームストッパーがかくかくしかじかなんですよ!」

吉田「何ですと!? 辰巳さんが!?」

吉田「わかりました。今、ワクチンが手持ちにないので」

宇治原「まぁ、あったらあったでおかしいですけどね」

宇治原「何でそんなもんわざわざ持ち歩いているんやと」

菅「冷静にツッコミ入れとる場合やないやろ!」

宇治原「そうやった!」

吉田「とりあえず辰巳さんを取り押さえましょう!」


辰巳の楽屋前

菅「ええか、辰巳さんがここから出てきたら」(ひそひそ)

菅「すぐさま宇治原がQさまペンで攻撃して辰巳さんの動きを止めるんや」(ひそひそ)

吉田「その隙に我々が辰巳さんをヒモで拘束します」(ひそひそ)

宇治原「よっしゃ……!」(ペンを構える)

ガチャ

宇治原「辰巳さんすみません!」

ブンッ

辰巳「え、おおっと!?」

カタテデパシッ

宇治原「しまった、防がれた!」

菅「あのアホ、正直に襲い掛かる事宣言しおって!」

辰巳「どうしちゃったの!?」

ブンッ

菅「宇治原のペンが盗られた!」

菅「こうなったら当たって砕けろや! 吉田先生!」

吉田「うおおおお!」

辰巳「え、菅君に吉田君!?」

辰巳「やむをえないな。許せ!」

スパーンスパーン!

菅「やられたー!」

吉田「あらららら」

菅「くそっ、さすがDegenerate Sage、身体能力がハンパな……」

菅「あれ?」

吉田「辰巳さん、サングラスをしていないですね?」

辰巳「ん、これ? 老眼鏡だけど?」

辰巳「やっぱり老眼鏡をかけると相手の動きがはっきりわかっていいな」

宇治原「……どういうことや?」

辰巳「それはこっちのセリフだよ!」

辰巳「突然討ち入りくらったこっちがわけわからないよ!」

辰巳「順を追って説明してくれないかな?」

宇治原「かくかくしかじか」

辰巳「……あっはっはっはっは!」

辰巳「俺が? Degenerate Sage打って? ドリームストッパーに?」

辰巳「そんなわけないだろ」

辰巳「あれは老眼鏡持ってきたつもりが」

辰巳「間違ってサングラス持ってきていることに気が付いて困ってただけだよ」

吉田「そうでしたか……よかったぁDegenerate Sageじゃなくて」

菅「辰巳さんすみませんでした!」

菅「全部宇治原の独断やったんです!」

宇治原「おおおおい菅ちゃん何言うてんの!?」

宇治原「菅ちゃんが言い出したことでしょ!」

菅「信じて実行したのお前やないか!」

宇治原「えー!?」

辰巳「そうだぞー宇治原。俺がそんなことするわけないだろ。だって」

松尾(依)「余計なことをしないでくれよ」

松尾「そうやってドリームストッパーになって力を手に入れて」

松尾「クイズで宇治原に勝ったところで」

松尾「俺の九年近く続くこの渇きが癒えるわけないだろ……!」

宇治原「松尾ちゃん!?」

松尾「何だか騒がしかったので様子を見に来ちゃいました」

松尾「辰巳さん、あの時こんなこと言っていましたもんね」

辰巳「松尾ちゃん、しっかり覚えていたのか……」

辰巳「聞かれたくなかったのに宇治原に聞かれちゃった」

松尾「あっ、すみません! つい」

辰巳「別に、ええよ。はっきりしとかなあかんことやったし」

辰巳「とにかく俺、手段は選ぶタイプだぜ?」

辰巳「君のことは自分の意思で、自分の力で倒したいんや」

宇治原「そないな風に思うてたなんて、知らなかった」

宇治原「俺がもっと辰巳さんを信じていれば……」

菅「そうやでー、ちゃんとごめんなさいせんとあかんで」

宇治原「辰巳さん、すみませんでした!」

菅「あれ? つっこまれへんかった」

辰巳「ええってええって」

辰巳「おおっと、そろそろ時間やし、収録行こうか」

吉田「はい!」

松尾「負けませんよ!」


宇治原「なーんや、戦う前から疲れたわー」

菅「……宇治原、何や俺、めっちゃひっかかるんや」

菅「やっぱり辰巳さん、Degenerate Sageでドリームストッパーになったんちゃうか?」

宇治原「お前今更何いうとんねん!」

宇治原「サングラスかけてないし、感情あるし」

宇治原「あれのどこがドリームストッパーなんや」

菅「医学は日々進歩しているやろ」

菅「サングラスかけるとか、感情なくすとか」

菅「そういう副作用を除去した新薬ができててもおかしないやろ」

宇治原「た、確かにその視点は抜けていた。けど、それだけで断言するのは」

菅「俺らが辰巳さん取り押さえようとした時の事を思い出すんや」

菅「辰巳さんがドアを開けてすぐに宇治原がペンで攻撃しようとした時に」

菅「辰巳さん、とっさに反応して宇治原のペンを片手で受け止めて奪ったやろ?」

菅「その後ペンで俺と吉田さん転ばしたやろ?」

菅「スポーツ選手でもない57歳の辰巳さんに出来る思うかそんな動き?」

宇治原「そう言えばそうやな。すっかり忘れてたわ」

菅「それにDegenerate Sageの副作用、他にもあったやろ」

宇治原「確か、「身体能力の向上」!」

菅「つまり辰巳さんは性能が向上したDegenerate Sageを打って」

菅「平常心ながらドリームストッパーになったんや!」

菅「あないな演技してまで騙すなんて、恐ろしい人や。さすが元祖インテリ芸能人やな」

宇治原「なんてことや……けど俺は負けへん!」

宇治原「Degenerate Sageが何や! 絶対に辰巳さんを止める!」

菅「その意気や!」


本番

辰巳「ケネディ」

ブッブー

清水「辰巳さん脱落です!」

宇治原「あれ?」

菅「宇治原ー! 別にそんなことなかったみたいやー!」

辰巳「多分、宇治原の攻撃を阻止できたのは前に打たれた時の後遺症やからな」

辰巳「賢さの方は後遺症なかったみたいやけど」

吉田「ワクチンが不完全だったのかな……」

宇治原「菅ちゃん後で辰巳さんに謝っときやー!」

おわり
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Author:特効さん
主にヘキサゴンⅡクイズパレード(特に里田まいのおとぼけ)をネタにしていました。現在はブログでクイズ番組(主にQさま)のSSを書いているよ。pixivやっているよ。twitterもやっているよ右側にあるリンクとかから飛び込めるよ。下の方にメールフォームがあります

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