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辰巳「大阪W選挙?」

注意事項

このSSは大阪W選挙における出馬騒動を題材にしたSSです

実在の出来事とは全く関係ない、仮説や憶測未満の妄想です


京都

辰巳「あーさがきーたーあーさがきーたーどーこーにーきたー」

辰巳「京都にきーたー……というわけで」

辰巳「あさが来たの撮影のために京都に来て、ようやく撮影が終わった」

辰巳「それにしてももうこんな時間か。夜ごはんどうしようかな」

プルルルルッ

辰巳「お、友達の自由民主党大阪府支部連合会の議員さんからの電話や」

辰巳「もしもーし。え、今どこにいるかって?」

辰巳「ドラマの撮影終わりで、京都におるけど」

辰巳「……えっ、この後大阪で食事でもどうかって?」

辰巳「いいよ!」


大阪の寿司屋

辰巳「もぐもぐ。やっぱり食べ物は大阪やなぁ」

辰巳「萬田さんが教えてくれた粉モン料理もええけど」

辰巳「こういうとこの、魚もええなぁ。海近いし」

辰巳「しかし、友達とサシでの食事かと思いきや」

辰巳「何だかものすごく政治家の先生達が一緒にいるぞ」

辰巳「なんでやろ? どういうことやろ?」

辰巳「ひょっとしてこれは、噂の「圧迫面接」ってやつなんかな」

辰巳「え、違う……へー、もうすぐ大阪って選挙あるんや」

辰巳「君も大変やなぁ。あ、ひょっとして、投票のお願い?」

辰巳「ごめん、俺投票できないし」

辰巳「……え、俺?」

辰巳「俺に、出ろって? 大阪の選挙に」

辰巳「あっはっはっはっは、なんやそら」

辰巳「俺が選挙に出て? 府知事になって?」

辰巳「囲碁の義務教育化や徴農制やれってこと?」

辰巳「んなあほな」

辰巳「それにそういうの、国政やないと無理やしな」

辰巳「あれ? なんだか先生達も口々にお願いしてきているぞ」

辰巳「みんな、おもろいこと言うなぁ」

辰巳(さて、この冗談にどう返したらいいものか)

辰巳(芸人さんやないから秀逸な返しが思いつかないぞ)

辰巳(よし、ここはわかりやすくはっきりと断らず)

辰巳(あえて京都式のやんわりとした断り方で返そう)

辰巳(そうすれば冗談をさらりと流せて)

辰巳(変な空気にはならんはずや)

辰巳「ま、朝ドラあるから考えときますわ」(笑)


たまたま近くに居合わせた新聞記者(な、なんだってー!?)


こうして

『自民党 辰巳琢郎に大阪ダブル選挙出馬打診』

『辰巳琢郎 大阪ダブル選挙に自民から出馬か!?』

『出馬について、朝ドラがあるため態度は保留』

というニュースが世間に流れるはめになった


辰巳「た、たいへんなことになってしもた!」

辰巳「京都式断り方はあかんかったんかな!?」

リンリンリンリンリンリンリンリン

辰巳「事務所には取材の電話がひっきりなしに鳴っているし」

辰巳「はっきりと出馬する気はない事を伝えないとまずいな」

辰巳「ていうより自民党の人もちゃんと」

辰巳「あれは冗談だって言ってくれたらよかったのに」

辰巳「せっかく撮影した「あさが来た」がお蔵入りになったら困るし」

辰巳「楽しみにしている天下一文道会の撮影がおじゃんになったら大変や」

辰巳「……とは言ったものの、何て返すのが正解かわからない」

辰巳「否定しても結局出る人はいるらしいし」

辰巳「どう返せばいいか……この前は自分で判断してごらんのありさまやった」

辰巳「こうなったら、今後のことをカミさんに相談せんとあかんな」

辰巳「事務所のみんな、とりあえず取材の電話については」

辰巳「全部『今はコメントできない』って伝えてくれ!」

辰巳(カミさんに相談してからやないとコメントできへんからなぁ)


す・またん

辛坊「何だか私が立候補するとかしないとかって話がありますが」

辛坊「しませんから!」

辛坊「一方で辰巳さんは、これどうなんでしょうねコメントできないって」


これにより憶測を招き、出馬する説がさらに濃厚となってしまった


辰巳「なんだか事態が悪化してしまった」

辰巳「カミさんには「そんなコメントしていたら誤解されて当然」

辰巳「「そもそもこれぐらいの根回しができないような」

辰巳「「貴方が政治家になれるわけないでしょ」」

辰巳「ってこってり絞られちゃったし。ならないのに」

辰巳「真理恵には「私、俳優の娘じゃなくて政治家の娘になっちゃうの!?」」

辰巳「なんて言われちゃったし。心配するとこそこちゃうのになぁ」

辰巳「息子に至ってはあきれて口もきいてくれなくなってしまった」

辰巳「知り合いからも電話がじゃんじゃん来て困った」

辰巳「そろそろテレビ局から「本当に大丈夫かお前」って電話も来そうだし」

辰巳「なんとか手を打たねば!」

辰巳「こうなったらインターネットの力を借りてはっきりと否定しよう!」

辰巳「けど、もし文章を誤ったらまた炎上するかもしれない」

辰巳「念のためにインターネットに詳しい人に文章を添削してもらおう」

辰巳「ツウィッターやブログをやっている人といえば……」

ピポパポピ

辰巳「もしもし」

辰巳「炎上しないようにちょっとfacebookに上げる文章を添削して欲しいんですが」

ラサール「相談相手を間違えているぞ」

ブチッ

辰巳「……やっぱり最後に信じられるのは自分やな!」


こうして辰巳はfacebookに出馬を否定するコメントを出した

ついでに映画と朝ドラの宣伝も混ぜた

朝ドラの撮影スケジュールという物理的な理由を明らかにしたことで

否定には説得力が生まれた

こうして『辰巳琢郎出馬騒動』はひとまず沈静化した

ついでに朝ドラは後々大ヒットを記録することになる


しばらくしてのTBS

辰巳「ということがあってな」

辰巳「出馬の打診があっただけでこんなことになるなんてびっくりぽんや」

宇治原「そらそうですよ」

宇治原「僕、ここまで下手打つ人初めて聞きましたよ」

宇治原「あなた先輩ですけど、ひどいですね!」

辰巳「それはそうやけど、かなり大変だったんだぜ?」

辰巳「一瞬、こうなったら俺の代わりに宇治原を紹介したろかと思ったし」

宇治原「何考えてるんですか!? 出ませんよ!」

辰巳「俺もそんなこと、ちょっと思うだけでせぇへんよ」

辰巳「まだまだ俺、俳優やりたいだろ。クイズやりたいだろ」

辰巳「あと宇治原とぐだぐだやっていたいだろ」

宇治原「ぐだぐだ、て」

辰巳「ぐだぐだだろ?」

宇治原「……ぐだぐだ、ですね」

辰巳「ぐだぐだ」

辰巳「まぁ、もし俺が俳優もクイズも飽きて出馬することになったら」

宇治原「なったら?」

辰巳「俺知事やるから、お前市長やれ」

宇治原「そんな漫才みたいに役割勝手にふらないでください!」

宇治原「僕はお笑いやり続けたいんです!」

辰巳「冗談やって、冗談」

宇治原「もー!」


このように当人は非常にのんきなものであったが

自民党がそうとうごたついたのは言うまでもない

候補者選びは難航し、ぎりぎりのところで擁立はできたものの

結局選挙は維新の圧勝で終わったのであった

それもこれも全部辰巳琢郎ってやつの仕業なんや



おわり
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Author:特効さん
主にヘキサゴンⅡクイズパレード(特に里田まいのおとぼけ)をネタにしていました。現在はブログでクイズ番組(主にQさま)のSSを書いているよ。pixivやっているよ。twitterもやっているよ右側にあるリンクとかから飛び込めるよ。下の方にメールフォームがあります

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