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ダブルブッキングのおはなし~タイ旅行のお土産~

注意

このおはなしは



で語られていた内容を題材にした話です

よって、思いっきり番組のネタバレになる話です

ちょっとスクロールした場所から短いですが話が始まります










































「川元さん、ぐだぐだ言ってた割にはすっかりハマっちゃってるじゃないですか」
「うるせーハゲろ」
「嫌だよ」
 今、川元がハマっている物は相方である黒田がタイ旅行のお土産として渡してきた謎の薬である。鼻に差し込んで、吸えば気持ちよくなるものである。黒田は必死に「大丈夫だって!」「これはタイでは有名なやつなんです!」と安全性を強調していたのだが、川元にしてみれば得体の知れないものであった。成分表を見ても外国語で書かれているので何が何パーセント入っているかわからない。
「この匂いがミントなのかどうかもわかんねぇし」
 しかし今、川元は間違いなくこの謎の薬にハマっていた。
「あーあ、これでもしヤバい成分入ってたら俺、捕まるじゃん?」
「大丈夫! タイでは有名なやつですから!」
「何回言うんだよそれ。タイでセーフでも日本でアウトだったらだめじゃん」
「大丈夫ですって! マネージャーがちゃんと調べましたから!」
「本当かよ……?」
 安全性については半信半疑ながら、それでもやめられずに鼻にさしては吸っている。淡々と動作を繰り返す川元の様子を黒田は微笑ましい気持ちで見つめていた。

「黒田さん、もし俺がこれで捕まったらどうします?」
「だから大丈夫ですって」
「もしも、もしもの話ですよ。もしもこれに実はヤバい成分が入っていて、俺が取締法違反か何かで捕まったらって話ですよ」
「はいはい、仮定の話ね」
「その場合、ダブルブッキングは解散かな?」
「それなんだけど……そもそも川元さんが捕まったらさ、俺はタイからこいつを輸入した罪で捕まるからね?」
「あ、そっか。所持と輸入でコンビ揃って逮捕か。これはバッチリ映像も残っているから逃げられないな」
「そうそう、オフレコにね」
 黒田が謎の薬を川元に譲渡した場面も、実際に川元が使用した場面も「ダブルブッキングのオフレコ#26」というネット配信に残っている。
「とりあえず確定するのは、そうなったら事務所はクビです」
「じゃあ、解散も何もないか。二人同時にクビなら別に解散しなくてもいいよね?」
「いやいや川元さん。それで解散しなかったとて、どうするんですか? 豚箱の中でコントでもするんですか?」
「え、それってすごく面白くない? 豚箱でネタやり続けたらさ、毎日が慰問よ?」
「あー、そういう発想になるんだ」
「あのゴルゴさん超えるよ?」
「すげぇな。でも、同居人に笑ってもらえるかな?」
「大丈夫。そこはちゃんと豚箱向けのネタ書くから」
「それは心強い!」
「でも豚箱の中だと名前じゃなくて番号で呼ばれるわけじゃん?」
「そうですよね」
「だから俺たちの自己紹介も「どうもー、ダブルブッキングでーす!」じゃなくて「どうもー、5番6番でーす!」ってなるのかな?」
「実在したコンビの名前使っちゃだめ! 解散しているからいいってもんじゃないよ!?」
「そんな都合よく連番にはならないか」
「そういう問題じゃないです! バカなこと言ってないで真面目に生きましょう!」
「それが視聴者から出された大喜利のお題の答えを旅行先で考えるの忘れて、本番前に付け焼刃で考えて来た奴のセリフ?」
「……ごめんなさーい」

 終わり
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主にヘキサゴンⅡクイズパレード(特に里田まいのおとぼけ)をネタにしていました。現在はブログでクイズ番組(主にQさま)のSSを書いているよ。pixivやっているよ。twitterもやっているよ右側にあるリンクとかから飛び込めるよ。下の方にメールフォームがあります

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